ORIGINE 2020 ja

果実成熟期に一滴も雨が降らなかった点はこの年の特筆すべき事象です。 2020年収穫時期には気まぐれな天候に悩まされましたが、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社のぶどう栽培担当者および醸造担当者らの専門知識、的確な灌…

エスクード・ロホ

オリジン

チリ・サンティアゴの南30km、マイポ・ヴァレーで生産されるワインです。アンデス山脈の麓にたたずむこの渓谷地域は古くから銘醸地として名を馳せ、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に最適な環境を享受しています。
チリ・サンティアゴの南30km、マイポ・ヴァレーで生産されるワインです。アンデス山脈の麓にたたずむこの渓谷地域は古くから銘醸地として名を馳せ、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に最適な環境を享受しています。
サンチャゴ市の南30キロメートルに位置するマイポ・ヴァレー生まれのワインです。アンデス山脈の麓では、これまで長年にわたってワインづくりが続けられ、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に最良の環境を享受しています。

エスクード・ロホ

オリジン

Origine 2019 Escudo Rojo
Escudo Rojo Origine 2018

2020

2019

2018

2020 年ヴィンテージ

2020年の収穫は、シーズン通して干ばつとも呼ぶべき状況が続き、平均気温も2019年を若干上回る数値だったものの、結果的には成功裏に終わったと言えるでしょう。

果実成熟期に一滴も雨が降らなかった点はこの年の特筆すべき事象です。

2020年収穫時期には気まぐれな天候に悩まされましたが、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社のぶどう栽培担当者および醸造担当者らの専門知識、的確な灌漑技術、収穫適期の決定、それらのおかげでぶどう畑では非の打ち所がない管理環境が維持できています。その結果、アロマ、ストラクチュア、そしてエレガンスの調和が見事な、テロワールの魅力が存分に引き出された味わいに仕上がっています。

育成・熟成

20%のワインはオーク材の新樽内で、その他80%は1回使用樽内で12〜14カ月間育成・熟成を行なっています。

ぶどう品種

チリの単一品種基準が75% にとどまる中、同ワインは100% 単一品種にこだわっています。カベルネ・ソーヴィニヨンはタンニンのなめらかさをワインにもたらし全体をバランス良く整え、カシス、ペッパー、リコリスの風味が特徴的です。熟成ポテンシャルにも優れ、時間とともにストラクチュアはさらなる丸みを帯びるでしょう。

テイスティングコメント

野生の果実 ; ブラックペッパー ; 濃厚さ ; 果実感

外観

深みのある赤ルビー色、深紅の光沢。

香り

濃厚でエレガントな香り。カシスやブラックチェリーを思わせる果実のニュアンスが力強く香り、アジア系スパイスやブラックペッパーと、樽内での育成・熟成からもたらされる煎ったアーモンドやタフィーのニュアンスがほのかに香り、調和良く交じり合います。

味わい

アタックから複雑味と力強さを感じます。実に芳醇でバランスの良いストラクチュア。

フルボディでいてエレガント。みずみずしい風味が全体を巧みに支えます。

十分に熟したタンニンは上質かつエレガントで絹のようになめらか。

チェリーや野生のブルーベリーが主体の果実味がたっぷり広がります。

凝縮感とバランスの良さが印象的な後味。

ブラックベリーやブラックペッパーの風味が余韻に残り、含みには煎ったアーモンドやモカのニュアンスが香ります。

後味の余韻にはエレガントな風味が残ります。

マイポ・ヴァレーのテロワールで育つカベルネ・ソーヴィニヨン特有の芳醇な味わいが楽しめます。

2019 年ヴィンテージ

2019年は極めて高温で乾燥した天候に恵まれ、ぶどうは最適な熟度に達することができました。

降水量は平年より少量でほぼ冬季に集中。気温は平年に比べてやや高く、ぶどうの生育に理想的な条件が整っていました。その結果、アロマはもちろんフェノール成分も最適に熟したぶどうが収穫できています。

例外的ともいえる好条件のもとで順調に果実凝縮が進み、同時に風味のバランスと上品さも保たれました。テロワールのアイデンティティを純粋に表現したワインが誕生しています。エレガントでシルクのようななめらかさ。チリのおおらかさとたくましさを形どったような美味しさのワインです。

2019年ヴィンテージは傑出した長期熟成能力を誇り、チリの偉大なヴィンテージのひとつに数えられます。

育成・熟成

30%のワインはオーク材の新樽内で、その他70%は1回使用樽内で12〜14カ月間育成・熟成を行なっています。

ぶどう品種

チリの単一品種基準が75%にとどまる中、100%単一品種にこだわったワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンはとにかくバランスの良さが魅力。丸みのあるタンニンと、カシス、ペッパー、リコリスのニュアンス。傑出した長期熟成能力を備え、時間とともにさらにまろやかなストラクチュアが楽しめるでしょう。

テイスティングコメント

野生の果実 ; ブラックペッパー ; 濃厚さ ; 果実感

外観

輝きのある濃い赤ルビー色、真紅の光沢。

香り

非常に繊細で濃厚な香り。チェリー、ブルーベリー、カシス、クランベリーなど、野生の果実のアロマが印象的。ブラックペッパーやローズマリーを思わせる優しいスパイス香と交じり合い、樽内での育成・熟成からもたらされるスギがほのかに香ります。

味わい

アタックから上品な風味を感じます。味わい中盤の濃醇な風味に驚かされます。素晴らしいストラクチュアとボディ、そしてバランスの良い酸。

ビロードのようになめらかで密なテクスチュア。赤ベリー系のアロマが後味まで続き、含みにブラックペッパーが香ります。

とにかくエレガンスとフィネスが魅力のワインで、熟成

2018 年ヴィンテージ

2018年ヴィンテージは絶好の天候に恵まれ、果実のみずみずしさをそのまま保った、素晴らしい熟し具合のぶどうが収穫できています。

収穫は 2月23日、いつもより早めの日程でヴィラヴィセンシオの白ぶどう区画からスタートし、5月10日、カルメネールの収穫で終了しています。マイポ地区においては3月26日にスタートし、5月17日に終了しています。2017年と比べると平均10〜15日ほど遅めでしたが、概ね例年どおりの日程です。果実成熟期の終盤にあたる12月から2月には比較的低めの気温が続いたため、みずみずしい風味が損なわれることもなく、ぶどうはゆっくりと熟度を進めました。これはチリにおいては珍しい状況です。その後も絶好の天候に恵まれ、フェノール成分も最適レベルにまで達し、良好な流れの中で収穫のスタートを切ることができました。

2018年のワインにはこの時期すでに将来性の高さが感じられます。凝縮感はもちろん、素晴らしい果実味。ニューワールドのパワフルさとオールドワールドのフィネスとの見事な融合を是非お楽しみください!

育成・熟成

育成・熟成期間は12ヶ月。25%新樽、75%1回使用樽。

ぶどう品種

チリでは含有率が最低75%を占めていれば単一品種を名乗れますが、このワインは厳密な意味での単一品種にこだわっています。丸みのあるタンニンを含むカベルネ・ソーヴィニヨンは、バランスの良いワインの原料に最適です。カシス、ペッパー、リコリスが香ります。熟成ポテンシャルにも優れ、時とともにストラクチュアはさらなる丸みを帯びるでしょう。

テイスティングコメント

カシス ; スパイス ; 濃厚 ; 果実味

外観

深みのある赤ルビー色。紫かかった光沢。

香り

濃厚で鮮やかな果実が印象的な、複雑かつ上品な香り。野イチゴ、チェリー、カシス。バニラの甘いノートもほのかに香ります。

味わい

非常に上質なアタック。凝縮感とともに酸味のバランスも素晴らしい。タンニンは絹のようになめらかで密。完熟黒果実やグリオット種チェリーのノートが広がり、複雑性に優れた個性あふれる風味が楽しめます。バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社がお届けする厳選カベルネ・ソーヴィニヨン。複雑性とたくましさが印象的な、まさに自信作ワインです。

ペアリングについて

トゥルヌド・ロッシーニ

または

牛肉のカルパッチョ、パルメザンチーズ添え 。