RESERVA PINOT NOIR 2019 jp

降水量は平年より少量でほぼ冬季に集中。気温は平年に比べてやや高く、ぶどうの生育に理想的な条件が整っていました。その結果、アロマはもちろんフェノール成分も最適に熟したぶどうが収穫できています。 例外的ともいえる好条件のもと…

エスクード・ロホ

レゼルヴ・ピノ・ノワール

チリ・サンティアゴの北西80km、太平洋にほど近いカサブランカ・ヴァレーで生産されるワインです。海が気温調整の役割を果たし、その恩恵を顕著に受ける地域です。
チリ・サンティアゴの北西80km、太平洋にほど近いカサブランカ・ヴァレーで生産されるワインです。海が気温調整の役割を果たし、その恩恵を顕著に受ける地域です。
チリ・サンティアゴの北西80km、太平洋にほど近いカサブランカ・ヴァレーで生産されるワインです。海が気温調整の役割を果たし、その恩恵を顕著に受ける地域です。
チリ・サンティアゴの北西80km、太平洋にほど近いカサブランカ・ヴァレーで生産されるワインです。海が気温調整の役割を果たし、その恩恵を顕著に受ける地域です。
サンチャゴ市の北西80キロメートル、太平洋沿岸に位置するカサブランカ・ヴァレー生まれのワインです。海には気温を調整する能力があり、白ワイン用ぶどうの栽培に最良の地域として知られます。

エスクード・ロホ

レゼルヴ・ピノ・ノワール

2022

2021

2020

2019

2018

2022 年ヴィンテージ

2022年は理想的なコンディションのもとで果実は順調に熟度を高め、素晴らしい収穫を迎えることが出来ました。

収穫スタートにあたる春の気温はかなり低く、それでも気温はゆっくりと上昇し、同時に果実の熟度も緩やかに高まりました。その結果、濃縮したアロマを豊富に含み、高い凝縮性と優れた熟度のフェノール成分が印象的なぶどうに仕上がっています。

極めてポテンシャルの高いヴィンテージで、チリのテロワールの魅力が存分に引き出されています。赤系果実と黒系果実が巧みに交じり合う、品種特有の個性的なアロマ。繊細でエレガントな味わい。優れた凝縮性と酸味、瑞々しい風味が特徴的です。

2022年はパワフルさとエレガントさとの調和が見事なヴィンテージ。優れたストラクチャーとしなやかなタンニンを含み、長期熟成向きワインとしてのポテンシャルの高さを感じさせます。

育成・熟成

8ヶ月、フレンチオーク樽80 %、新樽率10 %、1−2回使用樽90 %。

ぶどう品種

チリの単一品種基準が75%にとどまる中、エスクード・ロホ・レゼルヴァ・ピノ・ノワールは100%単一品種にこだわっています。

テイスティングコメント

フレッシュ&エレガント ; チェリー ; スパイス

外観

チェリーレッド、ほのかにルビー色かかった光沢。

香り

瑞々しさと果実感が印象的な、非常に濃厚なブーケ。赤系ベリー果実(グリオット種チェリー、ブラックチェリー、ワイルドベリー)や湿った土のニュアンスとともに、フローラルな香りがほのかに漂います。マジパンやクレーム・ブリュレを連想させる甘いニュアンスも交じっています。

味わい

瑞々しさと果実味が印象的な、エレガントさ溢れるワイン。味わい中盤のボリューム感。タンニンは丸みがありエレガント。後味には赤系果実のアロマが広がります。複雑なアロマと酸味を含み、長い余韻が楽しめます。

2021 年ヴィンテージ

2021年は総じて優れたヴィンテージ

変化に富んだ天候が印象的だった1年です。夏季シーズンには幾度か降雨に見舞われましたが、畑の衛生状態に大きな影響は出ていません。 1月は暖かく、2月および3月は過去数年の平均値より涼しく、そして4月は温暖な天候続きと、気温に関しても変動の大きなシーズンでした。

ヴェレゾン(着色)は長期間かつ均質に進み、果実はゆっくりと成熟しました。その結果、たっぷりとアロマを含む、凝縮した風味のぶどうに仕上がっています。

2021年は天候に悩まされることの多かった1年ではありましたが、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社が誇る栽培・醸造スタッフたちの確かな専門知識に助けられ、さらに最良の灌漑方法を選択し収穫時期を的確に判断することで、優れた畑の管理に成功しています。収穫された果実は上質なストラクチュアとエレガントさが印象的な味わいで、テロワールの魅力が存分に引き出されています。

育成・熟成

80%のワインはオーク材の樽内で、その他20%はステンレスタンク内でボトリングまでの8ヶ月間育成・熟成を行なっています。

ぶどう品種

チリの単一品種基準が75%にとどまる中、エスクード・ロホ・レゼルヴァ・ピノ・ノワールは100%単一品種にこだわっています。

テイスティングコメント

フレッシュ&エレガント ; チェリー ; チェリー

外観

赤チェリー色。かすかに赤ルビー色かかった光沢。

香り

非常に濃厚。赤系果実のアロマ(チェリー、クランベリー)やセージ、森の下草を思わせる香りと、スパイスやジャムのなめらかなニュアンスとが交じり合っています。樽内熟成からもたらされるローストアーモンドの香りがほのかに広がります。

味わい

アタックから爽やかさが際立っています。中盤のボリューム感とクリーミーなテクスチュアが印象的。タンニンはなめらかでエレガント。後味まで複雑なアロマが続き、余韻には上質な酸味とともに赤系果実のノートが再度香り立ちます。

2020 年ヴィンテージ

2020年の収穫は、シーズン通して干ばつとも呼ぶべき状況が続き、平均気温も2019年を若干上回る数値だったものの、結果的には成功裏に終わったと言えるでしょう。

果実成熟期に一滴も雨が降らなかった点はこの年の特筆すべき事象です。

2020年収穫時期には気まぐれな天候に悩まされましたが、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社のぶどう栽培担当者および醸造担当者らの専門知識、的確な灌漑技術、収穫適期の決定、それらのおかげでぶどう畑では非の打ち所がない管理環境が維持できています。その結果、アロマ、ストラクチュア、そしてエレガンスの調和が見事な、テロワールの魅力が存分に引き出された味わいに仕上がっています。

育成・熟成

80%のワインはオーク材の樽内で、その他20%はステンレスタンク内でボトリングまでの8ヶ月間育成・熟成を行なっています。

ぶどう品種

チリの単一品種基準が75%にとどまる中、エスクード・ロホ・レゼルヴァ・ピノ・ノワールは100%単一品種にこだわっています。

テイスティングコメント

チェリー ; スパイス ; みずみずしさ ; エレガンス

外観

輝きのある美しい赤チェリー色、ほのかに深紅の光沢。

香り

非常に濃厚で複雑。果実感たっぷり。チェリー、ラズベリー、ブラックベリー、ローズヒップ、森の下草を思わせる果実のニュアンスと、樽内での育成・熟成からもたらされるひかえめなキャラメルやフルーツケーキの香りが交じり合います。

味わい

フルボディ。アタックからみずみずしさたっぷり。中盤にはボリュームの良さとなめらかなテクスチュアが楽しめます。上質で丸みがあり、エレガント。複雑なアロマと赤系果実の風味が余韻まで続きます。

2019 年ヴィンテージ

2019年は極めて高温で乾燥した天候に恵まれ、 ぶどうは最適な熟度に達することができました。

降水量は平年より少量でほぼ冬季に集中。気温は平年に比べてやや高く、ぶどうの生育に理想的な条件が整っていました。その結果、アロマはもちろんフェノール成分も最適に熟したぶどうが収穫できています。

例外的ともいえる好条件のもとで順調に果実凝縮が進み、同時に風味のバランスと上品さも保たれました。テロワールのアイデンティティを純粋に表現したワインが誕生しています。エレガントでシルクのようななめらかさ。チリのおおらかさとたくましさを形どったような美味しさのワインです。

2019年ヴィンテージは傑出した長期熟成能力を誇り、チリの偉大なヴィンテージのひとつに数えられます。

育成・熟成

80%のワインはオーク材の樽内で、その他20%はステンレスタンク内でボトリングまでの8ヶ月間育成・熟成を行なっています。

ぶどう品種

チリの単一品種基準が75%にとどまる中、エスクード・ロホ・レゼルヴァ・ピノ・ノワールは100%単一品種にこだわっています。

テイスティングコメント

チェリー ; スパイス ; みずみずしさ ; エレガンス

外観

明澄度の高い鮮やかな赤チェリー色の外観、赤ルビー色の光沢。

香り

濃厚な果実香。チェリーやラズベリーを思わせる赤系果実のニュアンス。土っぽさもあり、樽内での育成・熟成からもたらされるスパイスのアロマが優しく香ります。

味わい

アタックには素晴らしい酸味。実に爽やか。エレガントでこなれたタンニン・ストラクチュア。後味まで赤系果実の風味が続き、たっぷり複雑な風味と長い余韻が楽しめます。

2018 年ヴィンテージ

2018年ヴィンテージは絶好の天候に恵まれ、果実のみずみずしさをそのまま保った、素晴らしい熟し具合のぶどうが収穫できています。

収穫は 2月23日、いつもより早めの日程でヴィラヴィセンシオの白ぶどう区画からスタートし、5月10日、カルメネールの収穫で終了しています。マイポ地区においては3月26日にスタートし、5月17日に終了しています。2017年と比べると平均10〜15日ほど遅めでしたが、概ね例年どおりの日程です。果実成熟期の終盤にあたる12月から2月には比較的低めの気温が続いたため、みずみずしい風味が損なわれることもなく、ぶどうはゆっくりと熟度を進めました。これはチリにおいては珍しい状況です。その後も絶好の天候に恵まれ、フェノール成分も最適レベルにまで達し、良好な流れの中で収穫のスタートを切ることができました。

2018年のワインにはこの時期すでに将来性の高さが感じられます。凝縮感はもちろん、素晴らしい果実味。ニューワールドのパワフルさとオールドワールドのフィネスとの見事な融合を是非お楽しみください!

育成・熟成

みずみずしい風味とフィネスを保つために、6〜8ヶ月、育成・熟成後にボトリングしています。

ぶどう品種

チリでは含有率が最低75%を占めていれば単一品種を名乗れますが、エスクード・ロホ・レゼルヴ・ピノノワールは厳密な意味での単一品種にこだわっています。

テイスティングコメント

果実味 ; 焙煎香 ; フレッシュ ; エレガント

外観

淡い赤チェリー色。ルビー色の光沢。

香り

濃厚で鮮やかな果実が印象的な、複雑かつみずみずしい香り。チェリー、ラズベリー。同時に煎ったアーモンドの甘いノートも香ります。

味わい

非常に上質な口当たり。エレガントで風味ゆたかなタンニンを含み、味わい中盤には果実味が広がります。チェリーのノートが印象的です。新鮮な果実の風味が後味まで上品かつたっぷりと香り、カサブランカのテロワール特有のフィネスとともに素晴らしい調和が奏でられています。

ペアリングについて

ヤギ乳チーズの盛り合わせ

または

アペリティフ、ヒラメのムニエル、ホタテ貝のカルパッチョ、ヤギ乳チーズ